けーせー
こう見えて、コミュニケーションですごく悩んだことがあって……
けーせー
1年目の時、同期が26人いてその中でリーダーをさせてもらいました。同期って大卒、高卒いろんな方がいて世代的な価値観の差とかもあって、足並みが揃わない時にすごく悩んで「なんでこんなことやっているんだろう、正直もうリーダーやめたい」と思ったこともあります。人事の方に相談したら、「1年目でそんなの出来なくて当たり前だよ」と言われて、一瞬肩透かしを食らった後、「あれ、そうなんだ!?」と吹っ切れて。自分ではコミュニケーションは得意で「できる」はずっていう自信があったので、いい意味で出鼻を挫かれました。先輩から助言をいただきながら、なんとか乗り越えました。だいちゃんのキャリアの中で、ここはしんどかったというのはあるんですか?
「未経験からメカニックへの挑戦」「社内転職」
だいちゃん
ありますよ。やっぱり1年目は本当にしんどかったですね。やっぱり大学卒業して急にメカニックになるというしんどさ。自分で選んだんですけど、1から新しい言語を覚えるっていうのと一緒なんですよ。
だいちゃん
本当に苦悩だったんですけど、どうやって乗り越えたかというと、やっぱり同期の存在ですね。厚木店に配属された時、同期みんなが整備の専門学校卒業で、整備知識を豊富に持っていて、僕がわからないことを聞いたら寛容に教えてくれるんですよ。工具の使い方一つ一つ全部教えてもらって、そのうち先輩たちの仕事を見て学んだり、積極的に聞いたり、1年目は非常に努力しました。本格的に整備をやり始めた3年目からベテラン整備士の方々と働かせていただく機会も多くなり、色々指導してもらいながら少しずつ自信がついてきました。徐々に徐々に乗り越えて今に至り、後輩もできて、未経験の子たちもいっぱい入ってきました。自分がこれまで一生懸命覚えて、色々教えてもらったあれこれをその子たちが困らないように伝えていきたいと思っています。
けーせー
“仕事の現実”がとてもよくわかりました。
だいちゃん
一番わかりやすいステップアップの流れかも。
くぼちゃんは車販事業部から、社内転職という形で全く違う分野へ異動になりましたが、悩んだことや壁はあったんですか?
くぼちゃん
車販事業部からHRテックに異動したロールモデルがなかったので最初は戸惑いました。取材ってそもそもどうやってやればいいんだろうということから始まり、原稿を書くって…… 学校の国語の授業以来、作文なんて書くことなかったですし。そんなど素人が、お客様の前に立ったらプロとして見られることがすごいプレッシャーでした。自分がわかっている自分の実力とのギャップの大きさに悩みましたね。
今もまだまだだと思うところはありますが、気持ちが楽になってきたのは、経験をこなすという時間の流れもそうですし、弱音を受け止めてくれる上司の存在が私には大きかったです。立ち止まりそうになっても私の背中を押してくれて、一緒に前にいこうと伴走してくれたので、頑張ることができました。だから、大変だけど「辛い、やめたい」とは一切思わなかったですね。それでいうと、アレックスは私以上にロールモデルがいないと思うので、めちゃめちゃ大変だろうなって思っています。
アレックス
本当にゼロからのスタートで……。『キッズデュオ』はあくまでもフランチャイズですけど、会社の新規事業ではあるので、本当に右も左もわからない状況だったんです。さらに、プラストリーからの要望と、『キッズデュオ』フランチャイズ本部からの要望の板挟みになることもあります。どう乗り越えていけばいいのか具体的に聞ける人がいない…… 今悩んでいるというか、考えているところです。
でも、車販事業部での営業経験は、保護者との会話に通じるところはあるんです。そうやってこれまでの経験が、今後の悩みを乗り越える一つのヒントになって生きてくるのかなって予感はしています。